個人的に好きなのは、やっぱりイギリス英語話すPDRさん!あと鉄板のバイリンガールも楽しい!勉強になります。シアトルのカリスマブラザースもちょっと見たんですが、彼らのアメリカのあるあるみたいな感じで「ドイツにいる日本人あるある」とかあったら個人的に楽しそうだと思うんですが、どうですか?誰かやりませんか?
ちなみにドイツ(語)を笑い物にしているコメディのYouTubeビデオは英語でかなりあります。(もう更新してないですが、Copy Cat Channelがオススメ。ドイツ人による自虐ネタ)
(ところで、ちょうどこの記事を書いているときにPDRさんがカリスマブラザースの英語をチェックするビデオを作ってちょっとバズってました笑。よいタイミング!)
わたしは自分の英語が…なんというか…思い出すと辛いぐらいダメダメなのですが、自分が偉そうなことをいう立場じゃないので、他の人の体験談も含めた(友達の体験談を勝手に借用)、英語学習方法のよもやま話しをしたいなと思います。主に語学学校生向けです。アメリカ大学院目指している方などは、これを読む時間を単語習得にあててください。
文法は大事
1. ブロークンイングリッシュからの脱却
個人的な意見ですが、文法は大事ですよね。
なぜなら、文法がわかると文章が作れるから!からです。シンプルです。もちろん、英語に限らず語学全般に言えることですね、しかし、ちょっと英語を話せるようになったアナタ!そう、最近Upper Intermediateのクラスに移ったアナタですよ!文法を忘れがちになってませんか?
スペインやイタリアの同級生たちとBroken Englishを話すのが癖になっていませんか?ここで文法が役に立つと思っています。
わたしのヨーロッパの友人に言語オタクのL君がいます。会話中、わたしの英語が間違うたびにけっこう正してくれるのですが(最初は辛かったですよ、それは。)、それは英語をペラペラに話すLくんの英語学習の徹底さからきていています。ほうほう、つまりペラペラに話すようになるには小さなことにも気をつけなくてはいけないということのようです。
(ところで、PDRさんの例の動画のなかでカリスマブラザーズの文法ミスを結構指摘していましたね、
例えば "Can I get a same one?"× → "Can I get the same one?"◎
とか、 "Let me ask the Google"× → "Let me ask Google"◎ など、これも書いて冷静に見たら絶対に間違えないような単純な文法ミスですね。)
2. ライティング
語学留学を機に、"I started my English blog!..."など英語ライティングをはじめる方も多いと思います。FBの投稿を英語にしてみたり。わたしもかつてそんな感じだったから同じである!
ところで、長めの文章を書くと、あれれ?なんだか不自然な英語…。になることはありませんか?わたしは常にそうでした。(未だに)。
これも実は文法を適当に使ってたりすることによることが原因のことも多いのです。これもかつて語学オタクL君によく指摘されていたことです。指摘されるまでどれだけ多くの単純な文法ミスがあるのかすら理解していませんでした…ガックリ…気付かないうちに中学生レベルの間違いをしていたことも多々あります…。
日本やドイツなどでたまに知り合いが書いた英文をちょっとチェックしたり英文を書くのを手伝ったりするんですが、意外と文法ミスだけでかなりの数になりますよ。
ちなみにわたしのロンドン時代の同志で私が勝手に英語学習の参考によくしていた修士の学生の友人Aさんは、日本から大学受験で使うような分厚い文法の参考書を持ってきていました。
補足ですが、ライティングはさらに文語体のような表現を使うのでもちろん本を読んだりして慣れることが大事です。英米の教育機関ではライティング教育もかなり進んでいます。
(個人的な感想ですが、英文は書けるのに意外と英語が話せない人より、わりと英語が話せるのに文章が意外と書けない人をよく見かけます。私のまわりだけかも。)
(個人的な感想ですが、英文は書けるのに意外と英語が話せない人より、わりと英語が話せるのに文章が意外と書けない人をよく見かけます。私のまわりだけかも。)
スピーキングと発音
Skype 英会話
実はロンドンの日本人学生(主に修士の学生、社会人から修士に進んだ人など)の間で結構人気だったのは、Skype 英会話です!日本の学校で教育を受け続けた我々のような学生はイギリスの大学院まで進学できても、同級生と日常会話を楽しめるスピーキング力がない…泣!ことが多々あり、けっこうみんな影でSkype 英会話をしていましたね。
ある日知り合いが「実は僕はSkype英会話をやっていて、フラットメイトに1人でいつもぶつぶつ喋ってるって勘違いされているんだよね…」という話をしたら、「実は私も…」という人が数人現れました。
現実はこんなもんなんでしょう。毎日話すことは大事ですしね。私もやっていたぞ!
発音
これは私もいまだに改善の兆しがありません。
ところで、数年前のある日パリへ語学マニアのL君とパリに留学している日本人学生を訪ねにいったことがあります。
この日本人学生というのも語学マニアでして、というか言語学の修士を当時パリ大学でやっていました。
このL君とパリ留学中の友人の語学トークが面白かったんですが、2人が最終的には以下の結論に達しました。
「外国語学習で重要なのは母音の発音である!」
ひええ!
「母音は言語によってかなり独特であり、これを習得しないでは言葉をきちんと聞いて理解してもらえない。一方子音は共通なものも多く、少し間違えたところでもリスニングに影響はあまり出ない。」そうです。
よく語学マニアのL君に母音の発音矯正の練習もさせられました。こういうことか…。
例えば、Workなどは私も苦手なのですが
日本語話者の Work /wɜːrk/ は結構、Walk /wɔːk/やWall /wɔːl/などの発音に似たようになってしまいますね。
ところでこのL君は比較的強いアクセントを保ちながら外国語を喋る国の出身なのですが、アクセントがほぼありません。L君いわく、アクセントを消す為に練習をかなりしたそうで、常に発音記号と実際発音された音声などを聞いてチェックしています。…ぬぬぬ…これか、この努力が必要なのか…!
各国英語アクセントが面白い
ベルリンであちこちの英語圏に以前住んでいた日本人を見ました。
アメリカに留学していた人、オーストラリアにワーホリしていた人、イギリスから締め出されてきた人、アイルランドにいた人…その他。
これはすごく面白い経験でした。時々そういった他の日本人の方々とドイツの人や他の国出身の人と英語で話すことがあるんですが見事に発音が違いました。
みんな日本語ブリティッシュ英語、日本語米語、日本語豪語…みたいな謎のアクセントを持っています。わたしはもともと自分は完全日本語英語を話していると思っていましたが、彼らと比較してなにか違いそうだ…と思い始めました。意外と住んでいた国の英語発音ってかなり影響しますね。
(趣味でブリティッシュイングリッシュの物まねをしているので影響はあったのかもな…。)
私の友人Aさんは大学院に行きながら、ロンドンで俳優用の発音矯正講座に通っていました。アクセントの矯正には確かに一番効果がありそうです。その他にはずーっとテレビドラマを見続けるとか、英語を聞き続けるなども効果がありそうですね。
(ただ、個人的にはアメリカ英語もイギリス英語もスピードや流れ、フレーズごとの強弱などがうまくかみ合って初めて実現されるのではないかと思っているので単語単語の発音に意識が行き過ぎて妙な英語を話す人も何人か見たことがあります。それを優先するよりも自国のアクセントがあっても滑らかに話すほうが英語圏の人には受け入れられる気がします。経験談より。)
某北欧国家に長年住んでいて某北欧国家の大使館で働いていた日本人の知り合いがおります。彼女は某北欧語をネイティブ並みに話します。英語ももちろんできます。
彼女と語学学習について話したことがあります。
「某北欧語のようにゲルマン系の言語は文法が難しいけれどそれができればかなり話すようになるので、ドイツ語は文法中心に勉強すべし。しかしそれと比較すると英語は言語がシンプルだけど、単語が本当に多い。いくら勉強してもまだまだ知らない単語が出てくる…」というようなことをおっしゃっていました。
なるほど、英語は表現力が豊かなのか、なんなのか、単語の数が多いですよね。口頭でなかなか使うことはなくても、本や新聞には難しい単語がうじゃうじゃ…。しかもラテン語系の長ーーい単語を使うと品性があがり、同じ単語を反復させるものみっともないらしいので特に書き言葉、難しい本や新聞などは絶望的な気持ちになります。
(難しい英語の本ってやたら翻訳無しのラテン語とか出してきますよね。あれいまだに全然理解できていません。先日読んだ本は翻訳無しのドイツ語とフランス語のフレーズがでてきました。読者層として私が想定されていないことだけはハッキリとわかりました泣。)
語彙
某北欧国家に長年住んでいて某北欧国家の大使館で働いていた日本人の知り合いがおります。彼女は某北欧語をネイティブ並みに話します。英語ももちろんできます。
彼女と語学学習について話したことがあります。
「某北欧語のようにゲルマン系の言語は文法が難しいけれどそれができればかなり話すようになるので、ドイツ語は文法中心に勉強すべし。しかしそれと比較すると英語は言語がシンプルだけど、単語が本当に多い。いくら勉強してもまだまだ知らない単語が出てくる…」というようなことをおっしゃっていました。
なるほど、英語は表現力が豊かなのか、なんなのか、単語の数が多いですよね。口頭でなかなか使うことはなくても、本や新聞には難しい単語がうじゃうじゃ…。しかもラテン語系の長ーーい単語を使うと品性があがり、同じ単語を反復させるものみっともないらしいので特に書き言葉、難しい本や新聞などは絶望的な気持ちになります。
(難しい英語の本ってやたら翻訳無しのラテン語とか出してきますよね。あれいまだに全然理解できていません。先日読んだ本は翻訳無しのドイツ語とフランス語のフレーズがでてきました。読者層として私が想定されていないことだけはハッキリとわかりました泣。)
英語で苦労している非英語圏の友人を見習う
私の周りには語学マニアのL君、日本人大学院生のAさん、韓国人大学院生のYさんとスペイン人のジャーナリストのCさんというエクストリームな語学習得熱心の友人がおりました。みんな実はかなり英語ができますが、ネイティブではないので常にどん欲に勉強しています。例えばスペイン人のCさんなどはスピーキングは難しいと言っていましたが、さすがジャーナリストだけあってライティングがいつも完璧です。韓国人の友達YさんはIELTSが7.5もあるのに就職してからもずっと無料か格安の語学学校に行き続けて話す機会を作っていました。語学マニアのL君の家に遊びにいったときに壁一面に単語のポストイットが無数に張られていてホラームービーかと思いました。日本人大学院生のAさんも英語の苦手意識からずっと英語の勉強をしていましたが、もともと日本の外資系企業で働いていた人です。ずっとどん欲に勉強し続けていました。
特に大学受験を経験した日本人は受験勉強のおかげで文法などが得意でそれだけで語学学校では上のクラスに行くことができるけれど、スピーキングはまだまだ☆と思っている方も多いと思います。いや、私だけかな?私はこの友人たちの涙ぐましい努力を見て、自分は一体なにをしてきたんだろう…と唖然としました。
英語ネイティブの友達はもちろん、英語学習している非ネイティブの友達の存在は英語学習の支えになりました。ぜひ友人たちと切磋琢磨してください。
(友達が全般的にいないというそこのあなた!L君とAさんも友達が少ないタイプです。というかほとんど無です。それでも彼らの努力を感じるだけでも参考になるので仮想勉強の友を作って切磋琢磨してください。)
注意:非ネイティブの友達だけとつるむと小さな英語のミスが治らないというのも事実なので何事もバランスが必要です。
(追記)昨日バイリンガールの新しいビデオがアップされていて、それがちょうど日本人の英語学習についてのものでした。とても参考になったのでぜひ見てみてください!
タイトルは”英会話に必要なのは英語だけじゃない!Junさんにインタビュー (PART 1)〔#482〕”
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