CR1ビザ I-130が承認されました & K3ビザと待ち時間について(2022年8月現在):US visa日記 part.2

2022年8月19日金曜日

US US visa


I-130 がとうとうApproved!

とうとうCR1ビザのUSCISのステージが終わり、無事I-130の嘆願書が承認されました。

下記がここまでのタイムラインです。

2021年12月中旬

I-130オンライン申請

NOA1 National Benefits Center

数日後問い合わせにてケースがNebraska Service Center にあることを確認

2022年3月初旬

Case is being actively reviewed by USCIS

にステータスが変更

2022年6月初旬

K3ビザ申請 (I-129F送付)

(USCISの審査が一気に遅くなったのを懸念してバクチに出た)

2022年8月中旬

I-130 : Case is approved (244日)

Nebraska Service Centerのまま

待ち時間はちょうど8ヶ月。現在の状況、平均待ち時間が300日前後を考えて見ると私のケースは244日だったので少し早い部類だったかもしれませんが、それでも2021年前半以前に申請した方々に比べればかなり待ったと言えそうです。

(尚、直前のVISA journeyの予測では2022年の11月上旬から12月上旬にapprovedされるとのことでした。)


待ち時間に利用したツール紹介

無駄に理系なので申請初期はプロセス時間推測をよくしていました。後々USCISがスローダウンして諦めて推測しなくなりました。個人的には10−11月ごろapproveされると予測してましたが外れました。

USCIS Official Website

こちらでは主にUSCIS Official case estimated processing times (公式待ち時間目安)を確認していました。もちろんCase Status のチェックもしていましたが、チェックは主に下のトラッキングアプリで行いました。

Case Tracker app

こちらは一番使われているアプリではないでしょうか。USCISのCase statusをチェックできます。安定性はあるのですがインターフェイスデザインが好みではなかったので時々利用するぐらいでした。

















Lawfully app

こちらはデザインが良いので自分のiPhoneで利用していました。主にCase statusチェックに利用していましたが、独自の予想もあります。有料サービスを利用すると更に高度な予測機能が使えるようですが不安定なUSCISの予測にお金をかけるよりももっと良いお金の使い道がありそうなので使ってません。なお、アプリ内にフォーラムもあり他の人に質問できたり質問を閲覧したりできます。インターフェイスデザインはどのトラッキングアプリより優れていると思います。

こちらが実際のタイムライン

Visa Journey 

こちらはアプリではありませんが、米国ビザの進捗状況の情報収集には最適なウェブサイトです。主な機能は進捗状況データ公開、独自の予測機能、フォーラム(情報交換)などですが、一番利用したのは進捗状況の各種データです。このデータはどこから来ているかと言いますと予測機能を利用しているユーザーです。比較的利用者が多いのでUSCISの各センター別の進捗状況のざっくりした傾向などが掴めます。私はVISA journeyが公表している予測データよりもIgor listという実際どの月の人がいつapproveされたかというリストを見てました。結構USCISは前の人々飛ばして特定の月の人を重点的に見ていたりするので、そうした傾向も何に使うのやらわからないですがよく見てました。(例えばVISA journeyが今2月の人見てますよという予測している時に9月の人がバンバンapproveされていたりすることがありました。それを見て不公平だな〜とかもしやそのまま12月にも手を入れて欲しいな〜とか思っていました。我々にできるのはこれだけです。)


このように現在の進捗トレンドが表示されます。

上はIgor’s Listです。各サービスセンターで申請月毎に個別のケースがいつapproveされたかわかります。これを見ると審査が申請順に進んでいるわけではないとわかります。(こちらに表示されている個別ケースはVisa journeyで予測機能を利用している利用者の入力データです。ギブアンドテイク。)

FacebookのI-130やCR1/IR1/K1ビザコミュニティ

Facebook内には大きなコミュニティが幾つかあり日々投稿が行われているので最新の待ち時間の傾向やビザの情報などは手に入りやすかったです。長い待ち時間を一緒に過ごす仮想友のように感じられてよかったです。おすすめ。

最近の待ち時間の傾向


待ち時間に関してはケースバイケースなのでいくら公式な待ち時間目安が出ていようともケースによってそれ以下だったりそれ以上だったりしますが、それを前提として一般的な話をすると一年前より審査がゆっくりに進んでおり、待ち時間が増加しています。Nebraska Service CenterのOfficial estimated processing timeを例にとると私がCR1ビザをリサーチしはじめた2021年夏ごろは待ち時間が最短で2.5ヶ月ぐらいでした。実際申請した時の2021年冬のOfficial estimated timeは3.5-7ヶ月。徐々に4ヶ月、4,5ヶ月と最短期間が伸びはじめて、2022年春頃には5ヶ月となりましたが、その頃にはすでに5ヶ月で承認されるのは稀なケースでした。そして2022年夏に突然10.5ヶ月になり現在に至ります。現時点では9、10ヶ月の待ち時間が標準的なのでOfficial Estimated processing timeは実情に近いと言えそうです。私が申請を開始した頃は10ヶ月待つケースはかなり遅い方だったので審査速度は一年でだいぶ鈍化したと言えそうです。
CR1/IR1のI-130はまだましで、K-1ビザのI-129Fの審査は非常に遅れが出ています。一年ほど前から少し遅れが出始めていましたが、現在では承認までに400日かかることも稀ではありません。


K3ビザについて


こちらはもともと配偶者を呼び寄せるビザで、I-130を提出後に申請できるものですが、実際には近年ほとんど発行されていないビザになります。しかし多くのCR1/IR1ビザ申請者が申請しているのは審査をスピードアップする可能性があるからです。仕組みとしては実際にほとんど発行されないK3ビザの申請を却下する代わりにI-130を承認するということらしいですが、この方法が実際に効果があるかどうかはケースバイケースです。
私はUSCISの審査が予想以上に遅れており、今後も大幅にスローダウンする可能性もあるだろうと考えてI-130の申請後半年も経っていましたがスピードアップ祈願に申請しました。なお申請料は無料です。
私のケースはもうすでに8ヶ月も待っているためK3ビザ申請が効果があったのか不明ですが、K3申請後2ヶ月ほどで承認され、現在の平均*よりは少し早い承認となりました。
他のフォーラムなどではI-130申請後すぐにK3を申請する人々も多く、1−3ヶ月などの短期間でI-130が承認されるケースもあるためほぼ同時に申請してみてもデメリットはあまりないのかなと思います。
*2022年8月の現時点ではNebraska Service Center の過去3ヶ月の承認までの平均が約300日(Visa Journeyの調べ)


NOA1記載のサービスセンターについてアドバイス


私のNOA1はNational Benefits Centerから来ました。そんなセンター聞いたこともない、とビックリしてすぐにEmmaに問い合わせたところ最初からNebraska Service Centerでケースが処理されているとの回答を得ました。NOA1記載のセンターから移動はよくあることだそうですが、そもそもオンライン申請で申請後すぐに担当センターが割り振られることもなんとなく不自然なのでぜひ一度どのセンターで処理されているかEmmaなどで確認してみてください。私のケースはTransferではなく最初から最後までNebraska Service Centerにあったようです。
(National Benefits Centerは主にBeneficiaryが 米国内で申請するAOSなどで割り振られるセンターのようです。米国外からの申請も一部Transferされているらしいとの情報を目にしましたが、基本的には米国外からの申請にはあまり関係ない模様。)


雑なまとめ

私はいくつかの国でビザ申請をしてきましたがそのなかでもUSCISのステージはかなり厄介だと思いました。とにかく予測不能で尋常ではない長期間の待ち時間は辛いものがありました。今までは友人の英国永住権申請に10ヶ月かかったという話が一番大変なケースだと思っていたので全てのプロセスでこれ以上待たせるのは異常なのではと個人的には感じています。
とりあえず情報収集してどれぐらい待つかなとだいたい予測したら一旦ビザから距離を置いて日常生活に集中するのくらいがベストな姿勢なのかなと思います。ちなみに私はいつからか毎日ビザの状況チェックする習慣がなくなり、ケース承認されたことを2日間気付きませんでした。それはそれで残念。

※次回以降、怒涛の警察証明書(無犯罪証明書)、日本、UK、ドイツ、アイルランド、オランダの取得について書きたいと思います笑。多すぎるやろ。


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