(ベルリン時代のフラットのキッチン)
実は私は外国での部屋探しに苦労したことあんまりないんですよね、何故なら常に難しそうだと思い込んで結構妥協してしまうからなんですが…。今現在、深刻に引っ越したいので色々書いていきたいと思います。(今回は体験編、次回は実践編を書いていきたいと思っています。)
しかし!部屋探しとシェアフラットは留学+ワーホリ生活には書かせないですね。
私自身、最近までは1人で住むより他人と一緒に住んだほうが面白いかもと思っていたので一人暮らしではなくシェアフラットについて書いていきたいと思います。
私のこれまでの経験談
先ほど書いたように、部屋探しはすんなりいくことが多かったですが、妥協してるのでだいたい問題をかかえます。うふ。そして喧嘩して出て行くこともしばしばでした。最近はけっこう平和です。
まず、実家暮らしの私が最初に外に出たのは大学の寮でした。
ロンドンの大学寮ってシェアフラットの相場より高いですね。新しい寮はだいたい各部屋トイレとシャワーつきで、半分スタジオみたいになっています。毎年夏休みに大規模な修繕工事をどこもやっています。なので一応きれいなのかな?
私が寮に住んでいたのは夏休み期間にPre-sessional English courseに行っていたときのみでした。フラットメイトは超やさしいスペイン人と香港人と他一名。
(他一名はなんと…!ある夜警察につれていかれて戻らなくなりました。警察は深夜にやってくることが多いと聞きましたが、まさに!夜中に隣の部屋に入って連れて行ってそのまま。多分、これが本当の強制送還ってやつですね。)
そこまではよかったんですが、ちょっと一度メンバー総変えになったんです、わたしだけ残って、インド人、アフリカ人、イギリス人の男子ばっかりに私1人になりました。
ここではじまったカルチャーギャップ!アフリカ人の学生が毎朝早朝に大声でゴスペルをうたい(バックグラウンドミュージック付)、つねにひとり用の部屋に2,3人のアフリカ人の女性を泊まらせ、土日になるとその人数が7−8人になってキッチンを独占する日々が続きました。辛い…。辛すぎるぞ。
イギリス時代
そこで寮を出て、普通のシェアフラットに移ることにしました。もちろん日本人フラット。このとき思ったのは、ここはイギリスで外に出れば英語はいくらでも話せるんだからせめて勉強中に使うスペースは安定した環境がいい。ちなみに私とほぼ同時に入居した当時大学生だったフラットメイトも私とほぼ同じ理由で前のフラットを出たと言ってい妙に親近感を感じたものです。
実はこの日本人フラットへの執着はイギリスにいる間ずっと続きました。しかもロンドンという日本人の多い土地柄、結構簡単に部屋を探せました。そしてイギリスでは結構引っ越しましたね。最初はイーストロンドンをうろちょろしていましたが、最後はカムデンタウンのあたりに住んでいました。(ちなみに家賃は安かったです。)その後短期でロンドンにいたこともありますが、それもイーストロンドンでした。その間日本人フラットがほとんど、他に韓国フラット二件、イギリス生まれモンゴル人と住んでいたときも一回あります。
イギリスでのフラット問題:
①寒い
家賃を常にケチってたのでいつも貧乏低レベルフラットに住んでいましたが、どれも暖房をケチるタイプの大家でした。なので部屋では雪山に生息するような格好で過ごしていました。
②フラットメイトと揉める
これはどこでもありますね。一回海外に来たばっかりの若い日本の女性と住んでいたのですが、途中でノイローゼ気味になって結構大変でした。
そしてイギリスあるあるですがとにかく壁が薄いので隣の部屋の音が聞こえ、イライラが伝わります。長くメンバーが変わらない時はみんなお互いをイライラしてましたね。
③大家と揉める
私はデポジットをくすねられることはなかったんですが、結構多いです。
一度大家がおらず、長く学生をしている人が大家がわりをしていたことがあったんですがそこで問題が発生して問い合わせても学生なので職業意識がかけていてやりづらかったですね。
④汚い
一度、一週間だけとある学生街のヨーロッパ人女学生のフラットに住んでいたんですが、
汚い!汚すぎる!キッチンに生ゴミが放置状態、もちろん洗っていないお皿が一面に広がり、ゲ◯の匂いがする、途中で1人の女の子がハイになる、など問題だらけでした。一週間とわかっていたので問題なかったですが、普通に住んでも2週間で出て行くでしょうね。女の子がこんなに汚くできるのもすごい。
⑤狭い
ある日ビューイングに行った物件は7人ぐらいのシェアフラットで、空いていた部屋がベッドとその周り30cmを囲んだ通路ぐらいでした。ということはとりあえず全ての作業はベッドでやれということですね。当然デスクとかもありませんし、荷物もドコにおくんだろうって感じですがいまはその狭さで600ポンドぐらい払わなくてはいけないと聞いてビックリしてます。不動産バブルが異常ですね。
そしてベルリンへ!
私はこのときベルリンがどんなに恐ろしいまちか知らなかった…ので最初は日本フラットに住んでいましたが、その後ラッキーなことにとある日本人が出るので代わりにアメリカ育ちの日本とドイツ人のハーフの若い大家さんが持つインターナショナルなシェアフラットに移りました。カナダ人、フランス人、セルビア人、ドイツ人、ポーランド人などが代わる代わる住んでいました。しかもアーティストが数人いて話をするのが本当に楽しかったですね。
ここでの心変わりはベルリンはそもそも英語圏じゃないのでロンドンみたいに日本人と過ごしていると本当に外国語を喋らなくなるかもしれない…。そして私の友人がヨーロッパ人とシェアフラットしているけれど結構平和な感じだし、綺麗だからできなくもないかも!ということでした。
すごく心地のよい場所だったんですが、ある日大家がアメリカに帰るからこの家は他の人に渡ることになると言われ、じゃあ他のところ探そうかな?どうしようかな?と思っている矢先にフランス人の子が勝手なことを言い始め、私ともうひとりは出て行くことになりました。彼女の案とは私ともうひとりあまりフレンドリーにしていない子を追い出して、金持ちを入れて契約を引き継ぐ!というものでした。。。(なんでフランス人ってこうなの?)彼女が入ってからいままでのルールを無視してやりたい放題、彼氏をずっと住まわせていたし、それを注意されても無視していましたが、本当はもう少し強く言うべきでしたね。
その後はベルリンを点々としましたが、どこも良い場所でした。その後はまた日本人フラットにいたり、友人のフラットにいたり…。ベルリンはどちらにしろ各部屋距離が離れていることが多いからロンドンほどフラットメイトと亀裂が走ることがなくなりましたね。
ダブリンでは
ダブリンは突然移ることになったのですが、ダブリンが異常に部屋が見つかりにくそうという感じはしていました。ダブリンではラッキーなことに日本人フラットがみつかったのでそこに住むことになっていましたが、決まるまでは一部屋に二段ベッド三台のフラットなどは絶対に避けたかったので色々手を打ちました。最終的にホームステイからはじめてもいいんじゃないか?ということで安い語学学校のパートタイムコースに申し込んで学校が探してくれるホームステイに入る手続きを直前までしていました。
ちなみにダブリンはこれまで見た中で一番フラットシェア市場に問題がある都市だと思っています。気をつけて。ダブリンではずっと同じフラットにいたのですがかなり心地よく住むことができました。もしも…今後ダブリンに戻ることを想像すると本当に絶望感しかないですね。
アムステルダムにやって来た!
家賃が高い!そして部屋も見つかりずらくて有名だとずっと聞いていました。
確かにそうかも。Facebookで何通もメール送りましたが、実際は一度のアムステルダム訪問で、またもラッキーで部屋を見つけることができました。…が、
このエリア、もともとあと60ユーロ出せば1人のStudio Flatが見つかるらしい。
そしてロンドン以来のカルチャーギャップが到来しました。もともと超リベラルなほぼオランダ育ちの中東のカップルとは聞いていたんですが、なんか全然違う…。ベルリンのほのぼのインターナショナルフラットでは出来ていたことができていない。彼らの1人はトイレはポリシーで流さない。決して忘れている訳ではない。食洗機があるのにお皿が…洗えない。虚言を言い続ける、郵便物は渡さない。ちなみに前に住んでいた3人が3人とも全員3ヶ月以内に引っ越したそうですw あのクレイジーロンドンでない限り、そして家賃をきちんと折半している限りこの大家気取りのフラットメイトのやり方は理解されないと思いますよ。こういう問題がよく起きてしまうことが、いつも妥協で決めてしまう私の悪いところなんです。この辺りは借り主の権利がかなり守られているドイツやオランダでは権利を理解して色々主張すべきかなと思います。ガールフレンドのほうはいい子なんですがね…。
今はちょっと家賃の安いところに移動して一人暮らししようかな…て思い始めています。もう疲れたぞ。
最後に私のロンドン時代の友人の名言
「家賃はケチらないほうがいい。ある程度払えばフラットメイトもある程度の人間しか来ない。いままで家賃をケチってきて何度も引っ越したが、この家賃が少しばかり高いフラットに移ってからはいままでの問題がうそのように消えた。」…納得。
今からでも絶対見習うぞ!
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