私がI-130の準備をしていた時にProof of Bona fide Marriageについての情報があまり見つからなかったため、私の提出した書類について書き残しておこうと思います。
Proof of Bona fide Marriage
IR-1などを申請する方は共同の資産や共同の口座など、提出できる証拠が沢山あるかと思いますが、私はそういった証明がなかったので写真やチャットのやりとり、航空券などのスキャンデータを含むプレゼン資料のようなものをPDFで作成しました。(時間に余裕があった私が全て製作しました)
計24ページです。
プレゼン資料的な構成を考えた
構成は基本的には時系列にしました。その中に細かくイベントごと別に仕切り、そのイベントに関連した写真やチャット、メール、その他資料は別々にしないで時系列に配置しました。
具体的には
1、友人時代
2、友人より発展した時
A.食事に行った
B.美術館に行った
C.博物館に行った
:
これらのイベントごとに、待ち合わせなどの計画のチャットと写真を貼り付け
3、少し一緒に住んでいた時
家での写真、一緒の住所に送られてきた請求書や生活費を割り勘した時の銀行の明細など
4、配偶者アメリカへ帰国、バラバラに住んでた時
チャットなど
5、私のアメリカ訪問
アメリカでの写真、家族との写真、アメリカ渡航に関するチャットでのやりとり、航空券スキャン、もらったお土産とメッセージの写真
6、アメリカでの結婚の様子
地方自治体で簡易的な登録だが、その時の写真
7、アメリカから帰国後
チャットのやり取り等
※ 全ての写真や資料に説明文(キャプション)を短く入れています。
例えば「○○○博物館でxxxx年xx月xx日撮影」、「○○についてのチャットの会話」など
撮影者などの情報も入れました。
裏を返すと適当にランダムな写真や資料を入れていません。そしてあくまで資料として提出したので写真は結構小さめです。画像も荒いです。
チャットや資料に英語以外の言語が使用されていた場合は翻訳を簡単に入れています。きちんとした翻訳を別資料にするなどはやっていませんが、提出するものが書類などであればしっかりとした翻訳をつけるのをお勧めします。
資料としてまとめる
表紙
表紙にはProof of bona fide marriageという題名をつけて、目次をつけました。目次の項目は上記のイベントごと。そして各ページにページナンバーを入れています。
ソフトフェア
ある程度テンプレートがあるプレゼン資料製作用のソフトウェアやアプリで製作すると楽かもしれません。PDFで書き出しできるものだと良いでしょう。フリーのグラフィックデザインアプリやフォトブック製作アプリ、パワーポイントなども良さそうです。
私は最初フォトブックを作るアプリのテンプレートを利用しようとしましたが、あまり自由が効かなかったのでAdobeのIllustratorでテンプレートを作ってまとめました。環境が整えばInDesignでもいいかもしれません。
資料の1ページより、写真とチャットが一緒になっている。
PDF圧縮
画像データがほとんどの資料なので簡単にUSCISにアップロードする容量を超えました。
私はAcrobatも持っているのでIllustratorとAcrobatの両方でマニュアルでPDFを圧縮しました。こういうツールを持っている方は多くはないと思いますので、Acrobatの公式ウェブサイトを含むフリーのPDF圧縮ウェブアプリで圧縮することをお勧めします。極端に圧縮するとチャット画面の文字が潰れてしまうので何度か試してUSCISが規定する容量ギリギリのファイルサイズにするのをお勧めします。
感想
この資料を作る前にいくつかまとめる方法を調べましたが、ランダムに沢山のチャット画面を送ったり、ランダムに写真を送るのはどうしても納得できず、海外の人で数ケース時系列でプレゼン資料のようなものを作っている人がいるのを見て参考にしました。
一方でそこまで多くの資料を送らなくてもよい、簡潔で強い証拠を提出することが大事という人もおり、私も24ページの資料は必要なかったかもとも思います。
とりあえずこの方法で再提出なしでUSCISのパートは突破したので一例として参考としてみてください。
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