コロラド州で日本の免許証からアメリカの免許証に書き換えた

2023年5月21日日曜日

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コロラド州でも日本の免許証で試験免除でアメリカの免許が取得できるように

2023年4月24日に発表があり、コロラド州でも日本の免許証によって試験が免除され所定の申請書類を提出することによってコロラド州の免許証を取得できるようになりました。

https://dmv.colorado.gov/press-release/colorado-japan-agree-to-mutually-simplify-driver-license-issuance-procedures

ちょうどアメリカに着いて数日後の発表だったので早速日本の免許証でコロラド州免許証を取得してみました。


必要書類

○自動車運転免許抜粋証明(デンバー日本領事館より入手)(原本)

○日本の運転免許証(原本)

○身分証明書(パスポートなど)

○米国に合法的に滞在していることを証明するもの(ビザなど)※

○住所を証明できるもの二点(各種契約書、光熱費の請求書、政府などからの手紙等)※

※具体的な書類はDMVのページにて詳細を確認してください。


プロセス

1、デンバー領事館に予約をし自動車運転免許証抜粋証明の申請を行う(15ドル)

2、デンバー領事館にて自動車運転免許証抜粋証明を発行してもらう。

3、DMVに予約

私は初回だったので初回者のFirst Time CO DL/ID/Permit を選択して予約。ちなみに最寄りではないが、よくキャンセルで予約の空きが出るオフィスを選択して領事館から書類発行してもらってからすぐに行った。

4、DMVにて運転免許証を申請(30ドル)

この地域での初の日本免許証からの無試験免許発行だったが結構きちんと対応してもらえた。

書類を全てチェックされて承認された後、簡単な視力検査の後に写真を撮って、免許証が届くまでの仮の運転許可証をもらい、

「免許証は2週間以内に届きます。届かない場合直接こちらに戻ってきてください。」

と言われれて終了。

注意;上記の必要書類には書かれていないソーシャルセキュリティーナンバーも要求されました。

5、一週間後免許証届く!


この地域の初の日本免許証書き換え申請者(私)からの注意事項

まだDMVは申請必要書類の認識が曖昧。

実は日本領事館に行く前に一度DMVに何も知らずに予約取って免許と国際免許などだけ持って突撃しました。するとスタッフから昨日話を聞いたばかりでわからない。必要書類はこれだと聞いているとのことで、必要書類一覧の紙を渡されました。そこに記されていたのは、自動車運転免許証抜粋証明、運転免許証、公式な免許証の翻訳の3点で、特に“公式な翻訳“が不明瞭だったので日本領事館に問い合わせをしたところ、実際には必要とされない書類であることがわかりました。領事館いわく、公式の翻訳と運転免許証抜粋証明は同じものを意味するはずだ。とのことです。

(領事館によると私のほか数人トラブっているらしかった。)

DMVの現場スタッフがこれで納得するとは思えなかったので日本領事館のWebページの必要書類一覧を印刷し、正式な必要書類にアンダーラインを引いたものと自力で免許証の表と裏面を翻訳し、印刷して持っていきました。(全く公式ではない。)

この追加資料と追加翻訳がなければ正直受け付けてもらえず、もう一度門前払いになっていたと思います。

というのも運転免許証抜粋証明って本当に一部の免許証の番号や運転免許の条件ぐらいしか書いていないので日本の免許証に沢山書かれている他の情報の詳細が一切相手に伝わらず、不審な感じになっているのが問題。DMVスタッフ曰く、他の書き換え可能国の台湾の人は沢山の書類をファイルにまとめて持ってくるらしいので確かに翻訳ぐらい期待されても仕方ないかな〜。

とはいえ、こちらは新制度導入の初期の混乱から起こっているトラブルなので今後は公式に発表さてている必要書類だけでスムーズに書き換えが完了できるかと思います。


(おまけ)どうでもいいDMVの感想

DMV訪問はアメリカ移住後初のアメリカ内のお役所手続きだったので色々発見があり楽しかったです。

(1)DMVはとにかくティーンエイジャーが多く、みんな筆記試験で一喜一憂していた。パスした子を見て心の中で職員と共にGood Job!と叫んだりした。

(2)試験を受けるティーンエイジャーを横目にもし試験免除じゃなかったらこの子たちと一緒に試験を受けて普段はティーンエイジャーを相手に指導してるドライビングクラスを受けなきゃいけないのはかなりしんどいなという印象を受けた。DMVでドライビングスクールのチラシももらったが、完全に子供向けで、「学外活動が忙しい子には土日のクラスもあります。」などと書かれており、私は完全に対象外だなと思った次第。

(3)住んでいる地域から少し離れた地域の管轄のDMVに行ったのだが、最寄りのDMVと違ってワーキングクラス的な雰囲気が強かった。名前を呼ばれるのだが、呼ばれるというかシャウトされるというか日本の部活か体育の授業かなという怖さ。私の名前など発音出来なさそうだからなんと呼ばれるのかビクビクしてたが、テキトーに呼んでくれた。意外とみんな荒いけどいい人でチャキチャキ仕事していた。むしろ最寄りのDMVより臨機応変だったかも。

(4)アメリカでは普通に試験を受けている人がほとんどの中、ペーパードライバーのくせに書類だけで免許取得するなんてずるいのではないかという批判について

→大学時代に大学にも行く気力が見出せず、病んでいたのに迫り来る教習所の期限。期限までに仮免、卒業しなければこの高額な授業料もゴミに…という恐怖からバイトの日程を調整しながら個人的にすごく頑張って教習所に通いまくり、ギリギリ期限内に卒業し、ギリギリ期限内にストレートでめでたく免許を取得したのでそれだけでも試験免除になってもいいんじゃないかと思うくらいです。コロラド州では日本並みに教習所がキツくて高いドイツが免除だというのは最初から知っていたのでむしろ妥当だと思います。

(自腹でペーパードライバー用の教本を買い、コロラド州の交通ルールの教本を読み、そのうちティーンと一緒にドライビングコースもどこかで受けると思うので安心してください。この辺りのドライビングスクールは山道の運転のトレーニングが含まれてるみたいなので、引っ越してから受けるかもしれません。ご迷惑をお掛けします。)



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