現地のお店の仕事募集に応募してみよう
ちょっとした情報にすぎませんがヒントを書きたいと思います!
まず、イギリスやアイルランドでは…
飲食店など…店頭にCV持参かメールなどで直接応募 必要書類:基本的にCV, たまにカバーレター
店頭で販売など…メールなどで求人に応募(店頭でCVもありかもしれない)必要書類:不明(CVは必須)
現地企業事務職等…直接求人に指定されたフォーマットで応募かリクルートエージェント利用 必要書類:CVとカバーレター (必要に応じてポートフォリオなど)
日系企業…日系のリクルートエージェントを利用するケースが多い。直接求人に応募もあるかも 必要書類:不明(CVは必須)
のような応募形態が基本的です。
では応募してみよう!
ここではレストランやお店などについてしぼって書いてみます。
私もバイトを少ししてたのですが、応募はコネでした。
ということで最初から不穏な雰囲気… しかし、コネって結構つかえるんですよ。
ぜひバイトをしているお友達、お知り合いに誰か辞めたりしない?繁忙期で募集してない?と聞いてみてください。私も友人から店長に直接友人を紹介してほしいと頼まれたこともあります。ヨーロッパでは職探しにコネは重要なのであります!
しかし、ロンドンやダブリンは移民が多い都市です。お店や企業側も絶対的にコネが必要ではない、意外と公平な選考をする場所だと私は思っています。特にダブリンは本当にインターナショナルな人たちが店頭にたって楽しそうに働いているのをよく見て、沢山機会がありそうだと常々感じていました。
ということで、CVを沢山刷ってまちで配ってみよう!
基本は募集しているお店に配るのですが、募集してないお店で気になる場所があれば、どうして働きたいのか、自己アピールなどを記したカバーレターを持っていって交渉するのもありかと思います。
また、店頭で募集のポスターを張らないお店もあれば、レストランなのにカバーレターの提出を義務づけているお店もあります。こういったお店は求人サイトやお店のホームページ、SNSなどで募集をかけていたりします。
(ちなみに私のコネでバイトしていたカフェはCVとカバーレター必須で、お店に求人の張り紙は一度もなく、求人サイトとお店のFacebookページで募集していました。私もCVとカバーレターを提出しました。)
ダブリンではパートタイムの職は以下のようなサイトで求人を探すことができます。
(他にも探してみてくださいネ)
Indeed
Gumtree
ところでCVってどうやって書くの?
その前にヨーロッパの職探しとはどんなものか理解しましょう
ヨーロッパでの求人と採用
欧米は実力主義なんて言われますよね、そうです、その通りです!
つまり、応募する人が日本で銀行員だったとしてもレストランでシェフとして働いた経験がなければレストランのシェフにはなれない…という単純な適材適所の原理が働いているということなのです。
例えばシェフの募集に応募する書類には私があなたのレストランのシェフとして適任である理由というものを記述することになります。しかし、シェフのポジションといっても接客やチームワークなどのスキルももちろん必要なので銀行員やその他の職種の経歴をCVに書くこともできるでしょう。
求人は基本的に欠員募集か事業拡大の増員の時や繁忙期などに行われます。ここは日本と変わらないですが、ちょっと違うのは新卒一括採用がほぼないヨーロッパではカフェやレストランも若い学生のアルバイトだけでなく、フルタイム勤務の人も多いのです。…ということは人の入れ替わりが意外と少ない…。ということです。その上、大量の移民がlow-skilled work(単純作業などのスキルがあまり求められない仕事)を奪い合いしています。そのため、英語がネイティブ並みに話せようがなんだろうが日本のアルバイトよりは仕事を見つけるのはもともと若干難しいのです。
時間がかかっても、求人が少ないのはあなたの問題ではない、安心してください。
しかし、ここはヨーロッパ。けっこう情のあつい、コネの通じる土壌。実は熱意を伝えるのも結構有効なのです。熱意が伝われば何らかの対応をしてくれることもあるかも。これは大事です。
そんなことを理解した上で…
ではCVを書きましょう
大事なことですが、レストラン等に応募する場合はCVは一枚ぐらいでおさめるのが良いと思います。(企業に応募するのも二枚まで)
重要なものは強調し、あとはできるだけ省きましょう。
1. CVを送る特定の応募する職種にターゲットを絞ります。
例えば、ウェイトレス、キッチンアシスタント、シェフ、販売員など
(もし、ウェイトレス、販売員、シェフの3種類の仕事に応募したい場合は3種類ちょっと違うCVを作りましょう)
2. 基本情報を記入
※イギリスとアイルランドでは生年月日、性別や写真などはいりません。
名前、連絡先、メールアドレス、国籍、ビザの状況(VISA status)
3. 職歴 Work Experience
これが難しいポイントですね。
できれば職種に関係のある職歴を書きましょう。こちらでは必要のない職歴は省いてもいい。
なので、多くの人は学生時代のアルバイトの職歴も引っ張りだしてくることになるかと思います。また、社会人で働いていた経歴も有効です。
April. 200x- August 20xx XYZW company, Sales
というように在籍期間、会社名、ポジション(職種、役職)を書きます。
ちなみに私は3カ国で働いているので以下のように場所の記述も入れています
April. 200x- August 20xx XYZW company, Tokyo, Japan
Position: Junior Architect
そしてその職場で何をやったのかを書きます。
ほんの些細なことも応募する職種に重要であれば書きます。
例えば Answer customer's inquiry (顧客の問合せに答えた)など。そうすると、なるほど、直接顧客とやりとりする部門にいたんだな、ならば接客にも向いているかもしれない。と会社は判断します。本当の業務ではないが時々英語に関することをやっていた経験があればそこを強調したりします。あとは日本の職務経歴書に似ています。企業に応募する場合なんかは○○を企画してそれが賞をとった、販売実績が向上したなどのアピールを加えたりします。
昔、美容師さんのCVを書いたことがあったんですが、どんなカラーをやったかなど細かい技術の記述をちまちまと入れていきました。
April. 200x- August 20xx XYZW company, Tokyo, Japan
Position: Junior Architect
I was responsible for several residential projects ...(中略)... created construction drawings ...(中略)... submitted planning application (中略).
とういう感じでできれば完結にまとめます。
4. 学歴 Education
高卒の方は高校まで、専門、大学の方は最終学歴、大学院の方は大学と大学院まで書きます。大学、大学院の方は中退を除いて学位(B.Eng. 工学士、M.A. in Literature 文学修士など)を書きましょう。大卒で特別アピールできる高校に行っていたのであれば高校を書いてもよし(音楽高校卒業など)。
ここで!大学や会社に行きながらコースを特別なコースをとっていた場合、これも含めます。私は美術の予備校に行ってたのでアピールしてます。コンピューター関連の講座をとって終了した場合や一年の語学コースなども雇い手に魅力に映るものはぜひ書きましょう。
ヨーロッパって意外と学歴社会なんですよ。職歴がなくてもそれに関連した学歴があれば受け入れてくれる社会なのです。
5. スキルと長所など Skill and Strength
スキル…ここでは語学力をはじめ、応募する職種に関連するスキルを記入します。
パソコンの能力なども入れてもいいですね。他に専門職であればそれに関連するスキルなども具体的に書きましょう。
語学の記入例
English : Fluent
Japanese : Native
German : Elementary (A2), I have been taking a German class since xxxx.xx. ←(語学力が満たない場合は語学の授業をとっているとアピールするのがポイント)
長所…チームプレイヤー、協調性がある、丁寧な仕事などアピールポイントを記入します。
私は性格よりも手先が器用で模型が綺麗につくれて絵も描ける…というようなことを書いてますね。
6. その他
ほかにはボランティアの経験などや受賞歴など、また職種に関係する資格なども記入しましょう。
7. 推薦人 Reference
アルバイトに必要かどうか不明ですが、以前働いていたお店の店長など推薦人になってもらって、名前、所属先、連絡先を書いてもらうこともできます。ちなみにこれは現地就職活動では重要です。(もちろん、はじめて移り住んでReferenceがない人も大丈夫ですよ。)
これをA4一枚程度に見やすく配置しましょう。
テンプレートなどはインターネットでも見つけることができます。
特に就職活動では見やすい配置などでも差がつきますので、見た目の綺麗さも考慮しましょう。
※英語はできるだけきちんと書きましょう。基本の部分を自分で書いてネイティブスピーカーにチェックしてもらったり、英語の得意な人と作ったりしてもよいと思います。
応募後
メールや電話で返信が来た後、面接やトライアルに参加し無事クリアしたら働きはじめましょう〜!トライアルはよくあるみたいですね。ちなみに私の友人はCVを持っていったらすぐその場で仕事が決まりました。そういうこともあるかも。
(補足…これはレストランの職などにはあてはまらないかもしれませんが、アイルランドで就活していると電話で連絡が来ることが多かったです。わざわざメールが来た後、電話してくださいと指定されたことも。)
(補足…これはレストランの職などにはあてはまらないかもしれませんが、アイルランドで就活していると電話で連絡が来ることが多かったです。わざわざメールが来た後、電話してくださいと指定されたことも。)
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