Flatmates from the hell 地獄からのフラットメイト

2017年3月30日木曜日

Daily life 海外生活



ご無沙汰しております。
新年早々風邪をだいぶこじらせ、そのまま繁忙期に突入し、落ち着いたと思ったら最悪の家トラブルが発生しました。

いままで最悪のトラブル


実は前々からこの自由気ままなフラットメイトカップルに困らされてはいたんです。例えば家の内覧にいったときと部屋が全く違う、勝手に猫が増える、その猫を勝手な理由で売る、壮大な祖国の自慢話とかアジア人を見下す発言など…。しかしその中でも特に大きかったのはトイレ問題、下着問題(かなり汚いので詳細は省きます)、そして皿洗わない問題、わたしに共用スペースを使わせない問題。
さらにアムステルダムに住んでどんどんわかってきたことはどうやらこのアパートの家賃の半分以上、最悪70-90%を私が負担している可能性があるということ。その上で与えられたスペースや環境などを考えて部屋探しをしながらムスッとして生活をしていたんですが、ある日ムスッとしていたのが相当わかりやすかったようで男性のほうが不満があるなら話してほしいと私の部屋に訪ねてきました。お皿の問題などは以前より改善するように言っていたのでもう一度改善をしてほしい旨を話し、ほかの問題についても全部言ってみました。そんなところで女子のほうが登場し、突然怒ってわたしに逆切れしてきたのでその点について彼女に返答をしたところ、男性が「僕の彼女だぞ!彼女になんてこと言うんだお前!」と突然怒り始め、ドアを破壊しはじめました。そして「女はあっちへ行ってろ、」とまくしたて彼女を退場させたのですが怒りがやまず、その後も少し話したのですがその後も殴られそうになりました。家がぼこぼこに破壊されて今度こそ殴られるのではないかと怖かったので緊急ではないほうの警察の相談窓口に連絡しました。
結局警察がいまから行きますと来たのですが、あちらのごカップルのほうはわたしの悪口を言いたい放題オランダ語で警察に話し、警察も私的な喧嘩に巻き込まれたという感じで帰ってしまいました。

とりあえず怖かったので一睡もせず次の日家を出て、安宿にとまり借りの滞在先を運良くすぐに見つけることができました。一体何がおこっているのか意味がわかりません。「僕の家なんだ!出てけ!」と言われましたがここ一年ほどはいまの私の部屋に住んでいた歴代外国人がずっと彼らの家賃を払ってきたようですし納得がいきません。せめてもの救いは部屋探しが難しいアムステルダムで私の前の住人3人全員突然家を短期ででていったという事実でしょうか。わかりますわかります。ひとりは「ロンドンで仕事が見つかった」と言った次の日に出て行ったそうです。Good Job!

この話でなんとなくお気づきになられたかたもいるかもしれませんが、このカップルは男尊女卑の文化がいまだに根深い文化を持つところのご出身です。こんなに面白いぐらい男尊女卑かつ家父長制を表に出される経験をあの日本ですらしたことがないので文化の違いがむしろ興味深いくらいなのですが、身を守ること、ストレスフリーになることが重要です。

そして新しい短期の部屋へ…



素早く逃げるために適当に家を探してすぐに入居できたのはラッキーでした。しかも立地がいいのに激安!問題は住所登録ができないことのみ!なのでまた物件探しをしなければいけません。
しかし新しい部屋滞在2日後異変に気づきます。

あれ、大家さんの親戚が来てるって言ってたけど多すぎやしないか?
しかも全然帰らないし、家族っぽくない。
あれ、親戚の子たちよく説法みたいの聞いてるよな?
あれ、親戚の子たち礼儀指導をかなり厳しくされているよな?

…あ、ここはもしかしたら宗教関係施設かも…。

実はまだ転居して1週間ほどしか経っていないのですが、家の近くに立派なモスク(オランダで一番大きい)があることからお弟子さんの寮のようにつかわれているのではないかと想像しはじめる。確かにみんな一斉に出かけることが一日に何回かある。

以前の家のこともあったし、もうどんな環境下でも生きていけるというチャレンジングなことをしている年齢でもないし、ベルリンの大きな部屋から前の部屋に移動するときですら息苦しかったのにアムステルダムの小さい部屋がとても息苦しく、ちょっと困って、少し怖くて二日間ユトレヒトへ逃亡しました。

よく考えれば、正直宗教的なことがあろうがなかろうが空間的にも彼らと少し離れているし、礼儀正しいし、変な人たちではないし、立地がよいので我慢できるかも…

と考えながら本日まで過ごしています。

ちなみにこの間にアムステルダムの中心部に位置する一度家賃900ユーロのシェアハウスの物件を見に行きましたが、家賃が馬鹿高いので遠慮しました。今考えれば少し安くしてくれるとも言ってたしそこに短期間でも入ればよかったですが。。。

正直ここまで部屋のことで悩まされることがいままでなかったので絶望の淵に経たされているような気分でした。特に暴力や感情の制御ができない酷いフラットメイトはいままでのヨーロッパ生活で出会ったことがありません。イギリスみたいに日本人が多くて日本人同士の部屋情報だけで毎日大量にある場所とは違ってほかのヨーロッパの都市はかなり厳しいですね。

更新情報


そうこうしているうちにこの記事の元記事を書いて一ヶ月たちました。
あんなに怖かった現フラットメイトたちですが、なんと!慣れました。
立地もかなりいいし、ちょっとここで数ヶ月いようかしらという心境に達しました。

でも、それでもあと数ヶ月ででないとね。


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