London+ ロンドンの新しいチャレンジ

2017年5月23日火曜日

Daily life UK




ロンドンにベルリンから短期留学?している友人を訪ねてイギリスはロンドンに行ってきましたロンドンは5ヶ月ぶりけっこう最近ですね

今回面白かったのはこの友人とロンドンに住む友人たち一人旅よりイロイロな情報をもらえたしロンドンについてみんなでディスカッション?!する機会にも恵まれましたいや愉快愉快
短期留学中の友人もその昔ロンドンの大学に通っていた仲間友人と昔のロンドンを思い出しながらロンドンを歩き回るのはなかなか良い経験でした

いつもいつもBrexitの話題が多くて申しわけありませんがイギリスのEU離脱とヨーロッパ各大都市およびその住人は無関心でいられずイギリス企業の誘致にベルリンフランクフルトアムステルダムなんかも非常に熱心ですこれによって一般市民も家賃の高騰などけっこう影響を受け私自身も他人事ではいられません現在ロンドンのヒップスターと呼ばれる層は続とベルリンに移動をして家賃をべらぼうに上げています

そんな中渦中のロンドンはというと2-3年前より大分大人しくなっている印象でしたが同時に各地で小さな面白いことがぽつぽつと花を咲かせていました

Hidden East London's Art Hub, BowArts


今回はロンドン東西南北を新旧ロンドン在住者と回ったのですがまず行ったのはBow! 
わたしは大学院時代のほとんどの時間をこののどかな東ロンドンの田舎?で過ごしたのでわたしにとってはほぼ第2の故郷ですもともとBowは意外とアーティストが多くてわたしの大家さんもお隣さんもアーティストでしたしかもお隣さんはわたしの通っていた大学のファインアートの学科長でしたそれにしてはイーストロンドンがバブル状態であった時期も取り残された地域でオシャレなお店が何故か増えなかった地域でもあります昔はここに住んでいるというだけでみんなから心配されたような場所ですそこにアートハブのBow ArtsとかBow Arts Trustが地味に活動しているという情報を昨年あたりからちらほら耳にしていましたがやっとBow Artsに訪れることができました(涙)
こんな施設ができても街はほとんど変わってないのでやはり地味に佇んでいました展示もこの地域に関連した企画をしており今回はとくにRiver Lee周辺の昔からの木工産業と現代美術を掛け合わせた企画展をしていました



中にはカフェもあってなかなかオシャレ話を聞いてみたらやっぱりカフェも地元のお客さんが多いのだそうこんな平和な時間をカフェで過ごしていたらでもやっぱり治安が非常に悪かった時代に比べると改善はしているのかもと気づきました

Peckham and Lively South London


お次は最近話題のSouth LondonのPeckham!
最近話題と言っても既に話題になってから数年前経ちますがやっと訪問できましたロンドン在住中は南ロンドンに距離感を感じていたので以前の南ロンドンを知る人にとってはもしかしたら別の印象を持つかもしれませんがとにかくお金のにおいのする東ロンドンと大違い!Peckhamなんかは代表例かもしれません今回はPeckhamをうろうろ回ってきたのですがベルリンみたいなシェアスタジオがあったりその中にやる気のないカフェがあったりロンドンっぽいゆるい空気が残っていて居心地が良かったです(Copeland park & Bussey Buildingという複合施設内)


ハックニーちょっと前は似たような感じだったと思いますが現在のベルリンっぽいハックニーウィックもやっぱりピザとクラフトビールとヒップスターまみれでややがっかりしました
そんななかベルリンのPankeのようななぞの施設にゆるい謎のリモートワーカーの若者が昼間からゆらゆらふわふわしながら仕事していたりしてでもなんとなくベルリンじゃなくロンドンらしさがあって素敵でした昔ハックニーに住んでた人がPeckhamに移ったのがよくわかります

Copeland park

Panke


South London


今回はPeckhamの他にBrixton, Elephant and Castleにも行ってきましたこちらの地区は最近もときどき行っていたのですが東ロンドンと趣きが違うとはいえロンドンの移民街でたくさんの移民が暮らしお店を営み多文化な雰囲気に包まれています南ロンドンは東ロンドンと同じく最近街が変わってきてもともと怖かった地域でも現在はオシャレなお店を見つけることができます
しかしその変化が東ロンドンとちょっと違うことに気がつきましたそれは移民街という背景を受け入れていることと新しい形で地域の発展とコミュニティについて考えていることです

今回ロンドン在住の友人とその友人がオススメしてくれたBrixton Poundという非営利団体が主催しているスペースでスタンドアップコメディを見てきましたこちらは多様な人種な年令性別バックグラウンドのプロセミプロのコメディアンが勢ぞろいしイギリス版の漫談を2時間ほど楽しむイベントでしたが本当に平和で楽しいなひと時でしたこちらは鑑賞費用は寄付制どんな金額を払ってもいいし払わなくても良いというものそれにしても多様なイギリスの人のブラックジョーク満載の楽しい時間を過ごせたので日本のお笑いライブ程度を支払いました

Brixton Pound



God's Own Junkyard + Walthamstow 


東に南に色移動したついでに北のほうにも面白そうなスポットがありそうだということで行ってきました
まずわたしと友人がともに愛するウィリアムモリスギャラリーへ
実はWalthamstowはわたしがロンドンに留学した文字通りはじめの2週間を過ごした場所です当時はまた危険な場所でわたしが大学の寮に移った引っ越しの日に通り魔が出て7人刺されたという恐ろしいニュースを次の日に聞いたのをいまだにはっきり覚えていますそんな懐かしのWalthamstowも人づてに変わったと聞いていましたが本当に変わっていましたウィリアムモリスギャラリーまで歩きましたがco-working spaceがあったり昔の家が建ち並んでいたりむしろかわいくなっていましたなんとも数年前には想像もできなかった景色
ウィリアムモリスギャラリーは主にウィリアムモリスの会社と彼のこと挑戦などが実際の作品と供に学べます建築グラフィック装丁テキスタイル家具など信じられないほど広い範囲まで手がけたウィリアムモリスなので多くの人にオススメしたい美術館です
そしてアーツアンドクラフツを後にして向かった先はギラギラのネオンが集まる倉庫God's Own Junkyard! 
ロンドンの60年代のSOHOの華やかなネオンサインを手がけた職人が残した自作のネオンとコレクションが見られますものすごく素敵なジャンクヤードです!
ロンドンの60年代はといえばギャングのKray兄弟がSOHOを牛耳っていた時期で何やら関わりがあったそう

そこでいっきに東ロンドンに戻ります!

 伝説のパブBlind Begger


Whitechapel 駅から歩いてすぐのBlind Beggerに立ち寄りました
先ほど紹介したKray兄弟は東ロンドン出身の伝説のギャングなのですが当時警察がなかなか逮捕できずようやくキッカケを作ったのがこのパブでおきた殺人事件ですこの事件によって手がかりが生まれこのギャングの双子が逮捕することができました
詳細はトムハーディ主演の映画The Legendを観るのがお勧めロンドンのワーキングクラスとデイビッドベッカムも生まれ育った東ロンドンの関係者はなかなかドラマチックでかっこいいのです
ちなみにBlind BeggerではKray兄弟のグッズやパブグッズを購入できますがどこで犯行が行われたのかはわかりませんパブの空間も改装されているようなので妄想力を高めて楽しみました
それにしてもKray兄弟のことを知らなかった時代も実はこのパブはけっこう目立っていてずっと知っていたのですよねベルリンのイギリス人の友人もちょうどこの裏側に住んでいたという話しをしていたしこの地域ではちょっとした目立つ大きなパブだったようですいろいろな物語が潜んでいるものです

ちなみに個人的にはWalthamstowから南下するエリアベッカムの出身地レイトンやイーストハムなどをバスで巡るのがお勧めですいまだにワーキングクラスの人が生活していて派手さがないけれどもロンドンらしさや趣きがあるきがします3回目からのディープなロンドンの旅にはぜひそのあたりを回りながらハックニーに行き着いてクラフトビールを楽しむのがお勧め全然観光の要素がありませんが…



次回はロンドンの街の変わり様と他のヨーロッパ都市についての考察を書こうと思っています


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