ドイツに短期語学留学!

2018年1月29日月曜日

Deutsch 海外生活 留学



久しぶりの投稿でなにをとぼけたことを言ってるのっていう感じですが、全然とぼけてはいない、むしろ真剣である。

12月の一ヶ月間、ベルリンへ語学留学することにした。(アムステルダムから)

何度も何度もドイツ語をあきらめたけれど、これが文字通り3度目の正直である。
ちなみに学校は以前ベルリンに住んでいた頃と一緒のSpeakeasy Berlin。どうでもいいけれど、戻ってきたらなぜかパワーアップしてFrankfurter tor からWarschauer Strに移動していた。

今回はアムステルダムで基本的な文法をちょっと勉強してから挑戦しているのだが、ドイツ語というのはとんでもないモンスター言語だと毎日思いながら学校に行っている。
第二外国語だからきっと中学生で初めて英文法を勉強しはじめた頃よりも異物感がないものの、英語にくらべて従わなくてはいけないルールが多すぎてささいなところで前に進めずつっかえる。
私は大学時代に(工学部特典により)第二外国語をやっていないのだがこんなに大変ならば若いうちにやっておけば良かった。。。世の第二(以上)外国語を習得した皆様、ご苦労様でした。

短期留学も意味あり!


とは言うものの、今回来て良い意味で色々見方が変わったこともある。
まず、現地で短期間でも語学留学するのは意味があるということ!
これは英語でもそうなんだと思います。アムステルダムではドイツ語を聞かないし、話さないし、基本的に文法だけやっていたけれども、ドイツ語圏に来ると五感が働いて吸収スピードが速い!ルー大柴みたいな感じでドイツ語がぽんぽん頭に浮かんでくるようになりました。ドイツ語版ルー大柴…。うむ。
とくにわたしのような初学者のレベルでは進歩が日々大きいので理解できる感覚が楽しい。中、上級者だと伸びを感じる時間のスパンが大きいから留学してもなかなか難しい感覚が残るのかもしれない。

第二外国語の醍醐味


ひとつ外国語をやっているとまたそれはそれで楽しいことも沢山ある。

英語という存在


英語は永遠に学習中のわたしの第1外国語である。でも長くやってきただけ語学習得にどういう知識が必要なのか、何を知らないと読めない、話せないのか…という語学学習の勘みたいなものが具体的に自覚できている気がする。気がするだけだが。
だからドイツ語勉強中もあれができてない、これができてないと「習得にやらねばいけないリスト」が脳内で常に生成される。これが多言語を学習する人がポイントを押さえて比較的効率よく学習できるコツでもあるかもしれない。しかしここがドイツ語を勉強していてうつになるところでもある。なぜならリストをこなすために英語と比べ物にならないほど覚えることがおおく、たいていは自分の気持ちに実際の学習が追いつかないからだ。
でも、英語はドイツ語よりもはるかに自分の言いたいことを伝えられるから、なんだかもう外国語なのかなんなのか自分のなかでわからなくなってきた。このつたないドイツ語を外国語と定義するのならば英語はなんと形容すればいい存在だろうか。とりあえず、英語様、文法がシンプルでありがとう。

ゲルマン言語の大海原を泳ぎ始める(笑)


ドイツ語はラッキーなことに英語と同じゲルマン系語族、かつ英語の語源のひとつなので英語で文法的に腑に落ちなかった点をドイツ語を通して考え始めるととても楽しいことに気づいた。そしてオランダ語とドイツ語はとても近いのでアムステルダムに帰ってからもなんとなくオランダ語を理解できて楽しいなと思うようになった。さすがにまだまだこの程度のドイツ語じゃこの三言語を行ったり来たりなんてできないが、そのうちもう少しわかるようになればもっと楽しいのじゃないかと思う。それにしてもオランダ語、ドイツ語、英語を操るオランダ人って優秀ですな。脳の構造見てみたい。


学校生活


今回はやる気満々で留学に臨んだので、留学中はほとんど受験生のように勉強していた。
なので週末にクリスマスマーケットに行くぐらいしか余裕がなかった。
これはクラスメートも一緒だったようで、わたし達のような初級レベルは特にふんばらないと乗り越えられないので遊びたい盛りの若者もみんな勉強していた。
しかもドイツ語の勉強というのは脳を使いすぎるのか体力を消耗することが何度かドイツ語学校に行った経験で明らかになっているので受験生のように勉強したくても体力がなくてできない…という悲しい状況に。
こんなに語学勉強したのは、本当に学生時代ぶりである。

ちなみにクラスメートは英語圏が多く、UK, US, Canadaからの生徒に加えて、イスラエル、アイスランド、ブラジル、そしてわたくし日本でした。そのため、授業外で話す言語は必然的に英語で、ベルリンのヒップスター系語学学校の傾向をそのまま反映していたと思う。ちなみにVolkshochschuleは難民の割合が多かったり、地域によってはヒップスターばっかりだったり、プライベートの学校で割と手頃だとスペイン語話者が多くて授業以外はスペイン語で世間話をはじめるなど色々傾向が違うようだが、正直言って授業外公用語がドイツ語とスペイン語じゃなくて英語で助かったと思っている。このレベルでドイツ語会話はむり!
それにしても毎回思うことなんだが、語学に悪戦苦闘している英語圏の人と一緒にいるのは楽しすぎ!
アメリカやイギリスで英語を勉強しているみなさん、ドイツでは彼らも私たちと同じスタート地点にいるんですよ!
(ただ、言語が似ているからか若干習得スピードが速い気がするのは気のせいか…)

そんな感じでクリスマスはベルリンで楽しく過ごし、インフルが猛威を振るう日本に帰国した去年の末でした泣。


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